第320話 人生が豊かになった習慣 5選
【320話】人生が豊かになった習慣を5つ紹介/道具不要で始めやすい習慣/2020年から始めた習慣/きっかけはコロナ/散歩で開放感/一人の時間で思考を整理/散歩からランニングへ/30代から始めた半身浴/朝晩1時間ずつ入浴/ぬるま湯で全身リラックス/狭い空間で集中/一人ポッドキャスト/スマホ一つで始められる/無編集でOK/匿名でもOK/呼ばれても大丈夫な名前を/投稿頻度を一定に保つ/継続しやすいものコンセプト/尺を一定にすると聞きやすい/発信欲がなくても始める/心のデトックス/愚痴を友人に聞かせる問題/一人で感情を処理する/ポッドキャストは炎上しにくい/深い価値観で繋がる仲間発見/公園でゆっくり過ごす/屋外で過ごす独特の充実感/ベンチや芝生でまったりする/活動した感/30分散歩とは異なる満足感/早起き/会社設立を機に/禁酒と早起きで生活を見直し/夜型から朝型へ/朝礼暮快で早起きを習慣化/現在は6時起床が定着/朝は誰にも邪魔されない時間/1時間以上早く起きるのが鍵/主導権を自分で握る/予定確認後は好きなことをする/朝の運動で健康を維持/習慣をバージョンアップ/公園活動のご案内/
みなさんこんばんは、上水優輝でございます。
完全招待制の晩餐会を開催したり、公園にレジャーシートを敷くなど、存在としての公園をコンセプトに様々な活動をしています。
先日配信した「人生で欠かせない10のもの」という企画が、思いのほか多くの方に聞いていただけました。分かりやすいテーマは聞きやすいのかもしれません。そこで今回も、少しキャッチーなテーマでお話ししたいと思います。
今日のテーマは「人生を豊かにした習慣5選」です。
あくまで私個人の経験として、人生がとても豊かになったと感じた習慣をご紹介します。特に、もともとやっていたものではなく、ここ数年で始めて良かったと思っている習慣を選びました。大それた道具が必要なものはありませんので、導入のハードルも高くないものばかりです。
散歩
一つ目は散歩です。
2020年のコロナ禍から、意識的に散歩をするようになりました。それまでも歩いてはいましたが、「よし、散歩に行くぞ」という感覚で歩くことはありませんでした。
外出が制限される中、さすがにずっと家にいるとストレスが溜まります。そこで夜の福岡・天神の街を散歩するようになったのですが、これが想像以上に良かったのです。ずっと家にこもっていた分、余計に開放感を感じたのだと思います。
一人で散歩に行けば、自分と向き合う時間になります。考え事がはかどるんですね。家で悶々と考えていても答えが出なかったようなことが、散歩しながらだと視界が開けてくる。アイデアが浮かんできたり、活路を見出せたりすることもありました。
それ以来ずっと散歩を続けていて、最近はランニングに変わりつつあります。そのうち「人生を豊かにした習慣はランニングです」と言い始めるかもしれませんが、今のところはまだ習慣化されたとは言い難いので、ここでは散歩としてご紹介します。
半身浴
二つ目は半身浴です。
幼少期は親に入れてもらっていたので湯船に浸かっていましたが、自分一人で入るようになってからは基本的にシャワーでした。お風呂があまり好きではなかったんです。
浴槽に浸かり始めたのは30代になってからです。ある時、知り合いから「お風呂に浸かると疲れが取れますよ」と言ってもらいました。当時はハードワークで、ワークライフバランスどころではない働き方をしていて、体もバキバキでした。「どうにかならないかな」と思っていた時に、何気なく勧められたんです。
お風呂に入るくらいならできると思ってやってみたら、すごく良かった。今はもう10年くらい、ずっとお風呂に浸かる生活をしています。
私の場合、少し極端かもしれませんが、半身浴を朝晩やっています。1時間ずつくらい、相当な時間をお風呂で過ごしています。スマホがあるので、その時間でも仕事ができるんです。メールの返信を考えたり、1日の仕事を組み立てたり。朝の半身浴をしながら、全裸で仕事をしていることもあります。
39度か40度くらいの、かなりぬるいお湯におへそあたりまで浸かります。最初はぬるいかなと感じるのですが、10分くらいすると全身から汗が出てきます。サウナみたいなものですね。汗をかいてすっきり爽快、体も温まります。
お風呂から上がった後は、全身がほぐれて活性化されている感じがします。散歩と同じように、お風呂も一人の空間なんですよね。狭い空間で一人でいる、そういうところが落ち着くのでしょう。そこで考え事をしたり、ちょっとした作業をしたりすると、不思議とはかどります。机に向かうとメールの返信がすごく面倒に感じるのに、半身浴をしながらだとパパッと返せてしまうんです。
一人ポッドキャスト
三つ目は一人ポッドキャストです。ハードルが高いと思われるかもしれませんが、一つずつ説明していきますね。
まず道具についてですが、いいマイクを立てて音質にこだわる必要はありません。スマホ一つで十分です。編集も無編集でOKです。ポッドキャスト配信できるアプリはいろいろありますし、スタンドFMやラジオトークなどでも配信できます。スマホに向かって喋りかけて、それを無編集で出す。これが私の言う「一人ポッドキャスト」です。
私の場合はマイクを立てたり編集したりして手間をかけていますが、それはこの公園活動という仕事を兼ねているからです。趣味であれば、そんなに気負わずスマホ一つ、無編集でOKだと思います。
しかも実名である必要もありません。匿名でも構いませんが、一つだけ気をつけてほしいのは、呼ばれても大丈夫な名前をつけることです。軽いノリで面白いと思って卑猥な名前をつけた人が、ずっとその名前で呼ばれて困っているという話も聞きますので。
時間も気にせず、投稿頻度を一定にすることの方が重要です。週1回コンスタントに続けながら、余裕があれば週2回、週3回にしていく。そんな感じでいいと思います。
コンセプトについても、難しく考える必要はありません。継続的にネタに困らなさそうなもの、頑張らなくても話題が湧いてくるものを選べばいいのです。
さて、ここで大事なことをお伝えします。別に発信したいとか、名前を売りたいとか、そういう話ではないんです。ここで言っている一人ポッドキャストは、ポッドキャストで有名になろうとか、仕事につなげようという話ではありません。
自分の毒素を出すためです。岩盤浴に行って老廃物を出すのと一緒で、自分の心に溜まったいろんな毒を出すんです。友人に愚痴を聞いてもらってすっきりする、あの感覚ですね。
ただ、友人に愚痴を言うのは、意外と難しいものです。愚痴を聞く方はやはりしんどいですし、一方的に負荷をかけてしまうこともあります。お互いにバランスよく、聞く側が負担に感じないような形で愚痴を言い合える関係というのは、相当高度なコミュニケーションスキルか、よほど関係性を築けている人だと思うのです。
そうでないのに愚痤を言いっぱなしで、陰で「あの人愚痴ばかりだよね」と言われている人をよく見かけます。そういう人は、一人ポッドキャストで自分でストレスを処理するのがいいんじゃないかと思います。
私の場合、本当に人に相談するとしたら方法論の相談だけです。「こういうことをやりたいけど、どういうやり方がいいかな」という時に人に相談することはあっても、「辛くて相談に乗ってください」ということはありません。
それは私が辛くないからではなく、辛いことをすでにポッドキャストで話してしまっているからです。うまくいっていないことや失敗したこと、悶々としていることをポッドキャストで話すと、誰かに聞いてもらったような気になります。実際にリスナーさんが何人かいるので、聞いてもらっているんですよね。
愚痴を聞いてもらうのと一緒で、自分の心の内を吐き出すことで浄化される部分があります。吐き出してしまえば、あとは自分でどうにかするしかないので、うじうじせずに課題と向き合えるようになります。
ポッドキャストは炎上しづらいメディアです。ショート動画やXの短文のように、文脈があまりない中で切り取られてアレルギー反応を起こされることが少ないんですね。ある程度の尺を使って自分の心の内を喋る分には、よほどのことがない限り炎上しません。
このデトックス効果とは別に、もう一つのメリットがあります。あなたの話を聞いて共感する人が現れたり、面白いと思ってくれる人が現れたりすることがあるのです。そうすると、価値観の深い部分を共感してくれる人と、思いがけない形で出会えます。初対面からめちゃくちゃ深い話ができる、そういう友達や仲間ができたりすることもあります。
ただし、これを狙ってやると打算的な心が出て、それが喋りにも出てしまうので良くないと思います。あくまでデトックスが目的で、そういうラッキーなこともあるよ、という程度に考えておいてください。
私は2020年に「サイコパスのラジオ」という一人ポッドキャストを始めました。そこから仕事につなげようとか、自分のビジネスに誘導しようとか、そんなことは考えずに、ただひたすら思ったことを喋っていました。そうしたら、そこからいろんな人に出会って、本当にいろんなものにつながりました。仕事にもつながったし、友人関係にもつながったし、新しいプロジェクトも始まりました。
ですから、発信欲がないとか、名前を売りたくないとか、そういう話ではなく、デトックスのためにぜひやってみてください。そして友達ができたら、なお良いですね。
公園でゆっくり休む
四つ目の習慣は、公園でゆっくり休むことです。必ずしも公園でなくてもいいのですが、屋外で2時間ぐらいゆっくり過ごすことをおすすめします。
もちろん真冬や真夏は不快なので、気候が良い時がいいですね。今の10月のような季節は本当にぴったりです。ベンチやテーブル付きのベンチに腰掛けてもいいですし、芝生があるところならレジャーシートを敷いてもいいでしょう。とにかくゆっくりするんです。
友達とおしゃべりするでもいいし、読書をするでもいい。一人で、もしくは少人数でまったりする。そうすると不思議なことに、充実感が生まれます。その最中というよりは、公園から家に帰ってきた時に「今日やったな」「活動したな」という感覚が芽生えるんです。
室内にいると感じない何かを感じます。これは言語化しづらいので、ぜひ実際にやってみていただきたいですね。
私の半身浴のように、公園のベンチに座りながらスマホで何か作業をしてもいいかもしれません。必ずしもぼーっとしている必要はなく、あまりハードな動きをせずにまったりしていればいいのです。
外に出るというだけで、突然充実感が生まれます。それは30分や1時間散歩した時に得られるものとはまた違うんです。2時間まったりしたという、ここに独特の満足感があります。
忙しい中でも2時間時間を作るのは、頑張ればできなくはないはずです。ついつい「最近どこにも行ってないな、よし旅行に行こう」としがちですが、近所の大きめの公園に行って2時間過ごすだけでも、どこかに行った感は得られます。まとまった時間がなくても、2時間あれば得られる充実感があるのです。
早起き
最後、五つ目は早起きです。これは何度もこの幻想のラジオでお話ししていますが、2023年に株式会社幻想という個人会社を作った時、自分一人しかいないと思った途端、体が資本だということに強烈な危機感を感じました。
そこでお酒をやめたり、生活リズムを整えたり、食生活や運動を見直そうと考えました。その中で比較的早めに始めたのが、禁酒と早起きです。
それまでは本当に夜型で、寝るのが早くても2時、遅いと3時4時。起きるのも早くて9時、遅いと10時になることもありました。自分は夜型の人間だと思っていたんです。
ところが、朝礼墓会というXのスペースで朝お話しする活動を始めてから変わりました。早起きするためにその活動を始めたんですけどね。最初は8時10分に配信できるように始めて、だんだん6時に動かしてみたり、いろいろ試行錯誤しました。今は7時に朝礼墓会をやっていて、6時に起きるというのが固定化されてきました。
朝の時間は、本当に誰にも邪魔されない自分だけの時間です。これは多くのビジネス書で言われていることですが、本当にその通りです。家族がいる方なら、家族が起きるよりも先に起きれば、その時間は自分だけの時間になります。
ただし、起きなければいけない時間に起きる早起きは、私の中では早起きではありません。例えば5時に起きないと間に合わない仕事をしている人が5時に起きるのは、客観的に見て早起きではあるけれど、ただ起きなければいけない時間に起きているだけです。
ポイントは、自分だけの時間、誰にも邪魔されない自分だけの時間を作るということです。つまり、起きなければいけない時間よりも最低1時間早く起きる。これをここでは早起きと呼んでいます。
この1時間があることで、自分のペースで1日を組み立てられます。起きなければならない時間に起きると、すべてが「しなければならない」に埋め尽くされてしまいます。着替えなければならない、歯を磨かなければならない、家を出なければならない、電車に乗らなければならない。ペースを環境に持っていかれてしまうんです。
1時間早く起きることによって、自分がペースを握っているんだ、主導権を握っているんだという感覚になれます。この主導権を取り戻すというところが、一番大事なポイントだと思っています。
1時間前に起きて、今日の予定を確認する。カレンダーを見るだけで、無意識が考え始めます。あとは、やりたいことをやればいいのです。真面目な人は仕事の準備をして1日の仕事をはかどらせることもできるでしょう。それはそれでいいと思います。
私のおすすめは、朝起きて水を飲みながら、毎日の予定を確認することです。寝ている間に水分が失われていますから、まず水分を補給するだけでも気分がグッと良くなります。
起きてすぐ水分補給しながら、毎日の予定を確認して「今日はこういうことがある日なんだな」と把握します。間違ってもSNSなんか見ないようにして、予定を頭に叩き込んだら、あとは好きなことをするのです。
私の場合は運動をしています。運動が好きというより、健康のために時間を使いたいけれど、日常の中にランダムに組み込もうとすると難しいからです。朝の誰にも邪魔されない確実な時間で運動しようと思っているんです。
朝起きて家を出たら、ストレッチをして走り出して、ちょっと筋トレをする。1時間を過ごしてから朝礼墓会に臨みます。そこからはやらなければいけないことがどんどん始まっていって、自動的に予定をこなしていく感じになります。でも最初の1時間、走ったりしながらいろんなことを考えている時間があるんです。
自分の生活のペース、その主導権を握るという意味で、早起きはおすすめです。最低1時間と言ったのは、私は1時間ぐらいあればやりたいことができているという感覚があるからです。2時間早く起きられる人は、さらに好きなことができますから、早く寝て早く起きた方がいいと思います。
習慣を強化していく
というわけで5つご紹介させていただきました。私の人生を豊かにした習慣5選です。散歩、半身浴、一人ポッドキャスト、公園でゆっくり休む、早起き。
これらの習慣をさらにバージョンアップしていくこともあります。散歩はランニングに変化しているところですし、半身浴については要所要所でサウナに行くようにしています。サウナで整うというのも組み込んでいます。
公園については、時折ロケーションの良い公園に行くことによって、開放感や感じる気持ちがより豊かになります。早起きに関しては、私はもともと早起きが得意ではないので6時が限界かなと思っていますが、今後より体調が優れる範囲であれば、できる限り早くするのもありかなと思っています。
いい習慣を見つけて身につけたら、それを強化していく。そんなふうにやっていくといいなと思います。
本日は以上です。またお会いしましょう、さようなら。
後援のお願い
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いただいたご支援は
活動費にあてさせていただきます。
「存在としての公園」
自らを
“公園的なるもの”のシンボル
として位置づけ、
公園のように包摂的な場を
つくり続けていく活動です。
「肩書きを脱いで、
ただの人として居られる場所」
そこではいったい
どんな出会いがあり、
どんな現象が起こるのか。
ぜひ”公園”に足をお運びいただき、
あなた自身の感覚でぜひ体験してみてください。


